この記事では現役エンジニアが、どのようなデスク環境で仕事をしているのかを紹介します。
14年エンジニアとして働いてきた中で、これが今のところ最も快適な環境になります。ご参考までに。
現役エンジニアのデスク環境
PC
自作のWindowsPC
大学時代からパーツを取っ替え引っ替えしながら使い続けているWindowsPC。パーツを替え続けているので原型は留めていませんが愛着があります。
現在の主な構成は下記通り。
CPU | Ryzen 7 1700 |
メモリ | 16GB × 2 |
ストレージ | SSD 500GB × 2 HDD 1TB × 1 |
グラフィックカード | Radeon RX 470 |
CPUの『Ryzen』シリーズは非常に優秀なCPUなのでオススメですが、最近Intelが盛り返してきているので、「好きな方を選べば良い」というのが今のところ見解ですね。
16インチMacBook Pro
iPhoneのアプリ開発をしてみたいと考えて購入した『16インチMacBook Pro』です。ノートPCとしては非常に高性能であり、この1台があれば大体のことは事足ります。
しかし、発熱がヤバくてファンがよく唸ります。ARMアーキテクチャを採用しているM1 Macは発熱が抑えられているので、今となっては次に登場するARMアーキテクチャを採用した『16インチMacBook Pro』を待って購入した方が良さそうですね。
ちなみにMacを使ってみた感想は、確かにデザインやアプリは洗練されているのですが、肝心のOSの安定性についてはイマイチな印象です。Windowsの方が安定していますね。
キーボード
エンジニアとして働いてきた中で、もっとも変わったのはキーボードでしょう。
最初のころはパソコン購入と一緒に付いてきたキーボードを使用していました。しかし、エンジニアとしてもっとも触れる機会が多い道具なので、少しずつこだわりが強くなっていきました。結果として、以下に紹介するキーボードを持っています。
HHKB
- HHKB Professional HYBRID Type-S(購入して3年目)
- HHKB Professional HYBRID(購入して1年目)
- HHKB Professional2 Type-S(購入して8年目)
1つ(というか3つ)はエンジニア御用達のキーボード『HHKB』です。一番長く使っているキーボードで長いものだと8年目を迎えていますが、まだまだ現役バリバリです。
どれもキー配列はUS配列で揃えています。US配列にしている理由ですが、大学時代に研究室に置いてあったキーボードがUS配列だったので、そのままUS配列を使っています。
プログラミングだったらUS配列が良いぞという声もありますが、そこまで気にすることはないと思います。使い慣れたキー配列が一番良いですよ。
『HHKB』に関する情報は以下の記事にまとめているので、こちらも参考までに。
REALFORCE
- REALFORCE TKL SA for Mac / R2TLSA-US3M-WH(購入して2年目)
- REALFORCE 91UBK-S(購入して13年目)
MacBookを購入したため、Mac用キーボードとして『REALFORCE TKL SA for Mac』を購入しました。『HHKB』と組み合わせて使っても良かったのですが、30gのキー荷重がどんなものなのか触ってみたくて購入したという経緯があります。
また、キーボードにこだわり始めて一番最初に購入したのは『Realforce 91UBK-S』になります。これもとても気持ち良いキーボードだったのですが、サイズや重量的に会社に持っていったりするのはキツかったので、次第に『HHKB』へ移っていきましたね。
『REALFORCE』に関する情報は以下の記事にまとめているので、こちらも参考までに。
マウス
- MX Master 3(購入して3年目)
- M585GP(購入して1年目)
現在メインで使っているマウスは『MX Master 3』になります。「Logicool Flow」のおかげで複数のPC間を自由に行き来できて重宝しています。また、マウスとしての機能性も高く、PC作業においては最高峰のマウスといって良いでしょう。とくに「MagSpeed電磁気スクロールホイール」は作業効率アップに確実に貢献しています。
社用PCのために購入したマウスは『M585GP』になります。やはり、マウスはLogicool製が安心感があるので、このマウスにしました。3,000円もしない価格でありながら「Logicool Flow」に対応していますし、マウスの基本性能的にも十分満足しています。
ちなみにマウスパッドは使っていません。最近のマウスのセンサーはマウスパッドが無くても正確に動作しますし、マウスパッドがあると滑りが悪く感じて好きになれませんでした。
マウスに関する情報は以下の記事にまとめているので、こちらも参考までに。
ディスプレイ
- Dell U2720QM(購入して2年目)
- AOC I2369VM(購入して7年目)
- I-O DATA GigaCrysta EX-LDGC251TB(購入して3年目)
現在メインで使っているディスプレイは『U2720QM』になります。4K、非光沢IPS、豊富な入力I/Fを備えた非常に優秀なディスプレイであり、コスパの高い製品です。サポート対応も素晴らしいので、安心して使えますね。
サブディスプレイとして使っているのは『I2369VM』になります。FHDのディスプレイですが必要十分な性能を持っており満足度は高いです。こちらも非光沢IPSなので視認性が高く、PC作業に向いています。おそらく壊れるまで使い続けるでしょう。
社用PCの拡張ディスプレイとして使っているのは『EX-LDGC251TB』になります。元はゲーム用に購入したのですが、パネルタイプがTNなので色味がイマイチで今は仕事用に回しました。応答速度は申し分ないのですが、やはりゲーム用途であったとしてもパネルタイプはIPSがオススメですね。
イヤホン・ヘッドホン
- HD595(購入して15年目)
- DT 990 Pro(購入して15年目)
- AirPods Pro(購入して2年目)
- final E3000(購入して4年目)
ヘッドホンの『HD595』や『DT 990 Pro』は音楽を聴くときや映画を見るときによく使います。それぞれ音の色付けに特徴があるので、聴く対象によって切り替えて使っています。
落ち着いた曲を聴きたいときは『HD595』をよく使いますね。全音域を平均的な音で鳴らしてくれるので聞き疲れすることなく使えます。
ただ、『HD595』はもう売っていないので、次買うとしたら『HD599』ですかね。『HD595』から更に改良されており、非常に評判の高いヘッドホンになっています。
迫力あるドンシャリな音を聴きたいときは『DT 990 Pro』をよく使います。迫力ある高音・低音を鳴らすことができるため、アクション映画やゲームをするときなどに適していますね。
『AirPods Pro』は現在メインで使っているイヤホンになります。テレワークで家庭内の雑音が気になるときも、『AirPods Pro』のノイズキャンセリングでシャットアウトできます。
また、マイクの性能もそれなりに良いため、ビデオ通話するときも役立ちます。当然、音楽を聴いたりするときにもよく使いますね。
『final E3000』に関しては、曲を聴くときにたまに使う程度になっています。音は良いのですが、コードが絡みやすい点がネックですね。これさえ解消されれば文句なしなのですが…
デスク
デスクについては家に備え付けになっているデスクと、テレワーク用に購入したデスクを使っています。
テレワーク用に購入したデスク『SH-107H』は、備え付けのデスクと高さを合わせて購入したのですが、価格の割にしっかりとした作りになっており、非常に満足しています。また、引き出しも付いているので、ペンやノートなどを入れておけるのもGoodですね。
さらにこのサイズでは珍しく、奥行が70cmあるのも嬉しいですね。モニターや開発機材を置くとなると、ある程度奥行が深いデスクの方が利便性が高いですから。
天板はプラスチック製なので、汚れてもウェットティッシュなどで拭き取ればサッと拭き取れます。ペンで汚してしまっても問題ありません。
椅子
椅子は『CEITURA ゲーミングチェア』というゲーミングチェアをAmazonで購入して使っています(もう売っていないみたい)。しかし、このゲーミングチェアは失敗でした。座り心地は悪くないので使い続けていますが、キャスターの転がりが悪かったり、リクライニングのレバーが固かったりと、イマイチな点が見受けられます。
このことから、ある程度名の知れ渡ったゲーミングチェアを購入した方が無難だと思います。次に購入するとしたら、「AKRacing」のような有名どころのゲーミングチェアを購入するでしょう。下記の椅子とかを検討中。
その他
- ワイヤレス充電器:Anker PowerWave 10 Dual Pad(購入して2年目)
- USB DAC(ヘッドホンアンプ):Sound Blaster X3
- ワイヤレススピーカー:SONY h.ear go 2 SRS-HG10
ワイヤレス充電器はiPhoneとAirPods Proの充電のために購入しました。置くだけで充電できるというのがこれほど楽だとは思いませんでしたね。もっと早く買っておけば良かったと思います。
USB DACの『Sound Blaster X3』は、ヘッドホンの『DT 990 Pro』が高インピーダンスなので、このヘッドホンをドライブできるUSB DACが欲しくなって購入しました。買ったときは「『DT 990 Pro』の真価が発揮できるのであればそれでいいや」程度でしたが、「Super X-Fi」niよる立体感ある音に驚かされました。大満足のUSB DACですね。
また、2021年6月に『Sound Blaster X3』の後継機『Sound Blaster X4』が登場したので、最新機が良い方は『Sound Blaster X4』を購入すると良いでしょう。(ただ、機能的にはほとんど変わりがないので、価格が下がりつつある『Sound Blaster X3』の方が狙い目かもしれませんが)
ワイヤレススピーカーの『h.ear go 2 SRS-HG10』は、コンパクトサイズでありながら非常に迫力のある音を出力してくれる優秀なスピーカーです。
バッテリーの持ちも十分なのでデスク上だけでなく、掃除の時にリビングに持っていったり、キャンプに持っていたりといった使い方もできます。
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