サーバーを立てたりした場合、そのマシンはIPアドレスを固定にした方が便利です。
サーバーへアクセスするのにIPアドレスが毎回変わっていたら、アクセスが面倒で仕方がないですからね。
ここではWindowsでIPアドレスを固定する方法を解説します。とても簡単なので身構えなくても大丈夫ですよ。
目次
IPアドレスを固定する方法
STEP
IPアドレス設定画面の表示
IPアドレスを設定する画面を表示させるには、以下の通りに辿っていきます。
まずは「ネットワーク接続」画面を表示させます。
Windowsの検索バーに「ネットワーク接続の表示」と入力すると出てきます。
固定したいネットワークアダプタを右クリックして、「プロパティ」を選択します。
「インターネット プロトコル バージョン4 (TCP/IPv4)」を選択して、「プロパティ」ボタンをクリックします。
すると以下のようにIPアドレスを設定する画面が表示されます。
STEP
IPアドレスの設定
まずは「IPアドレスを自動的に取得する」が選択されているので、「次のIPアドレスを使う」の方を選択します。
このとき、自動的に「DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する」が「次のDNSサーバーのアドレスを使う」に切り替わります。
あとはIPアドレスを設定するだけですが、他にも「サブネットマスク」や「デフォルトゲートウェイ」等の設定もあるので、それらの項目について簡単に説明しておきます。
IPアドレス | 固定したいIPアドレスを入力 基本的なネットワークの場合、192.168.1.xxx or 192.168.0.xxx |
サブネットマスク | LANのサブネットマスクを入力 基本的なネットワークの場合、255.255.255.0になります |
デフォルトゲートウェイ | ネットワークの出入り口となるIPアドレスを入力 基本的なネットワークの場合、ルーターのLAN側IPアドレスになります |
優先DNSサーバー | 最初に確認するDNSサーバーのIPアドレスを入力 基本的なネットワークの場合、ルーターのLAN側IPアドレスになります |
代替DNSサーバー | 優先DNSで名前解決できない場合の代替DNSサーバーのIPアドレスを入力 基本的なネットワークの場合、空欄で良いです |
例として、以下のようなネットワーク環境でIPアドレスを設定する場合の設定例を載せておきます。
LAN | 192.168.1.0/24 (サブネットマスク:255.255.255.0) |
ルーター | 192.168.1.1 |
設定したいIPアドレス | 192.168.1.5 |
最後に「OK」をクリックすると設定完了です。
まとめ
何かと必要になるIPアドレスの固定方法ですが、とても簡単に設定できます。
必要になったときにサクッと設定できるよう、設定方法を覚えておきましょう。
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