私は大学時代からオーディオに関する機材を揃えることが好きでした。そんな私が10年以上買い替えることなく愛用しているヘッドホンがあります。それがSENNHEISER(ゼンハイザー)の『HD595』です!
こいつは本当に買って良かったと思える最高のヘッドホンなので、ここではその魅力について紹介します。
『HD595』概要
ドイツの老舗音響メーカーSENNHEISER(ゼンハイザー)は、世界で初めて開放型のヘッドホンを発売したメーカーです。そのため、開放型のヘッドホンには定評があり、当然愛用している『HD595』も開放型。主な仕様は以下の通り。
周波数特性 | 12~38,500Hz |
インピーダンス | 50Ω |
音圧レベル | 112dB |
質量 | 270g(ケーブル重量除く) |
接続ケーブル | ケーブル長3.0m(片だし) 6.3mmステレオ標準プラグ(ストレート型) |
『HD595』の良いところ
ここからは『HD595』の良かったところを紹介します。10年使い続けた感想なので間違い有りません。
それぞれの良かったところの詳細は以下の通りです。
抜群の装着感
僕はメガネをしているので、ヘッドホンによってはメガネのフレームが食い込んで痛くなるんですよね。でも、『HD595』のイヤーパッドは優しく包み込んでくれる材質なので、まったく痛くなりません。
また、通気性が良いので蒸れないのもGood!長時間使っていても不快な感じはまったくなく、作業の邪魔をしません。
聞き疲れしない音
音は全体的にフラットで、耳に優しい音を奏でます。だから長時間使っていても聞き疲れしないんですよね。といって音に物足りなさを感じるかと言えば、そんなことはありません。とてもバランス良く、繊細に音を鳴らしてくれますよ。
ちなみに、同時期にbeyerdynamicの『DT 990 PRO』を購入したのですが、『DT 990 PRO』は迫力溢れる音を鳴らします。こいつは映画とかを見るときには良いのですが、作業などで長時間音を聞くのには不向きでした。
高い耐久性
これは10年以上使ったからわかったことですが、10年経ってもまったく問題なく使えている耐久性は特筆すべき点です。ヘッドホンによってはイヤーパッドがペッタンコになったり、ヘッドバンドの皮部分がポロポロ剥がれたりします。
でも、この『HD595』はそういったヘタリがほとんどありません。長く愛用したい人にとっては嬉しいですよね。
『HD595』のイマイチなところ
長く使っていると、当然イマイチに感じる部分も出てきます。ここからは不満に感じた部分について紹介します。
それぞれのイマイチなところの詳細は以下の通りです。
長すぎるケーブル
『HD595』のケーブルは着脱不可能で直結しています。そして、その直結しているケーブルの長さ、なんと3mもあるんですよ(汗)。これがかなりのクセ者でして、まとめて縛ったり固定したりしなければ取り回しに苦労します。
なお、後継機の『HD599』はケーブルの着脱が可能なので、自分にあった長さのものへ調整できます。もし、買い換えることになったら、次は『HD599』を買うでしょう。
イヤーパッドが汚れやすい
付け心地最高のイヤーパッドですが、とにかく埃が付きやすいです。掃除をしてしまえば済む話ですが、もうちょっとどうにかならないかと思うこともしばしば。
まとめ
10年以上使ってきましたが、まだまだ使い続けたいと思わせてくれる『HD595』。なんか人生の相棒を見つけたような気持ちで嬉しいんですよね。これからも壊れずに、私の耳に音を届けてね『HD595』。
ちなみに、『HD595』はもう販売されていません。後継の『HD598』や『HD599』は『HD595』とほとんど変わらないので(というよりは良い方向に改良されている)、今から購入するのであれば『HD598』や『HD599』がオススメですよ。
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