歳を重ねてくると、やはり脳の瞬発力が落ちているように感じてくる場面がしばしば見受けられます。
そんな脳力の低下を少しでも抑えるべく、縋るような気持ちで購入したSwitch版『脳トレ』。半信半疑で1か月ほど続けてきたのですが、体感として「効果があるのでは?」という場面があったのでまとめてみました。
『脳トレ』の概要
正式タイトル『東北大学加齢医学研究所 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のNintendo Switchトレーニング』は、Switch専用ソフトとして販売されています。
価格はパッケージ版が3,480円(税別)、ダウンロード版が2,680円(税別)となっており価格差があります。パッケージ版にはタッチペンが付いているので、若干高くなっていますね。
ゲーム内容は、処理能力を高めるために単純な計算を高速で解いたり、記憶力を鍛えるために瞬間的に表示された数字を少ない順に答えるものなどがあります。
それぞれ脳のさまざまな分野を刺激するので、満遍なくトレーニングすることで、脳全体の活性化を促すことができるわけです。
体感した効果
『スプラトゥーン2』の勝率が上がった
『脳トレ』を始める前は、どのルールにおいてもXパワーが2200前後だったのですが、トレーニングを始めてからXパワーが2300を超え始めました。
シューティングゲームはリアルタイムで多くの状況が変わり、それに合わせて相手の行動を予測したり、自身の取るべき行動を変えることが重要になってきます。
そして、それを絶え間なく瞬時かつ並列に行う必要があるわけです。つまり、脳力の向上はそのまま勝率の向上に結びついていく可能性が高いのです。
まだ1か月しか計測できていないので、たまたま勝率が良かっただけという可能性もあります。しかし、体感としても相手の動き、味方の動きの見える幅が変わってきたように感じます。
イライラが減った
これもゲームでの話ですが、負けが積もってきたりすると「なんでそんなことするんだ!」と仲間に対してイライラしがちでした。今でもそういった気持ちにならないかと言えば嘘になりますが、その頻度は劇的に減ったと感じます。
どうも脳の老化が始まるとイライラしやすくなるというのは脳科学的にも実際あるようで、感情をコントロールする脳力の低下が主な原因のようです。
感情をコントロールする脳力の低下に対しても、この『脳トレ』は効果があるのかもしれません。
寝付きがよくなった
『脳トレ』で遊ぶ時間は大体決まっていて、就寝する3時間前くらいです。すると、『脳トレ』で脳がちょうどいい感じに刺激されるのか、寝付きが良くなっているんですよね。
『脳トレ』を始める前は、ちょっとした音や考え事が気になり、30分くらい寝ることができないなんて当たり前でした。でも、トレーニングを3週間ほど続けた辺りから、布団に入ってちょっとしたら寝ているんですよね。
ただ、この効果については、本当に『脳トレ』によってもたらされたものかは確証がありません。もしかしたら、今も継続している『リングフィットアドベンチャー』の運動によって寝付きが良くなっている可能性もあります。
「脳年齢チェック」が順調に若返っている
「脳年齢チェック」はゲーム自体に含まれているもので、トレーニング効果を可視化したものです。この「脳年齢チェック」を定期的に実施していると、確かに脳力が高まっていることが目に見えてわかります。
最初の2週間はまったく伸びなくて、「こんなの効果あるんかいな!?」と思って心が挫けそうになりました。しかし、2週間を超えた辺りから、一気に若返っているのがわかります。
慣れによってスコアアップしたという可能性もありますが、それだけでここまでスコアは上がらないでしょう。脳力が向上しているなと実感できるので、モチベーションも保ちやすいですよ。
まとめ
まだ1か月しかトレーニングを続けていませんが、明らかに始める前とは変わっていることが実感できています。
ゲーム性があるおかげで、まだまだ飽きずに続けることができそうなので、さらに脳力を高めることができるのではないかとワクワクしています。
脳の老化は避けられないものですが、トレーニングをすることで少しでも脳力の低下を緩やかにすることができるはずです。
少しでも脳力の低下を感じているのであれば、『脳トレ』に手を出してみるのも悪くない選択だと思いますよ。
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