インターネット回線サービス、どれを選んだら良いか悩んでいませんか？どの回線会社も良いことばかり言っていますが、実際に利用してみるとガッカリ…なんてことになるかもしれません。
しかし、『NURO 光』であればガッカリすることはないでしょう。実際に5年以上『NURO 光』を使っていますが、不満に感じたことは1つとしてありませんし、現時点で最強の回線と言っても過言ではないです。
ここでは実際に『NURO 光』を契約して5年以上利用した私が、良かったところ、注意点について解説します。また、実測した速度のスクリーンショットも掲載しているので、ぜひ導入の参考にしてみてください。
率直に言ってマジで『NURO 光』はオススメ！
『NURO 光』の概要
『NURO 光』はソニーネットワークコミュニケーションズが提供する下り最大2Gbpsの超高速ネット回線です（サービス名「NURO 光 G2T」）。現在の光回線のほとんどは下り最大1Gbpsなので、仕様上の速さの時点で2倍となっており、速さが際立っています。。
また、上り/下り最大10Gbpsのサービス「NURO 光 G10T」も用意されており、他社を圧倒する超高速ネット回線を引くこともできます。
料金はもっとも一般的な契約の場合、月額基本料金が5,200円（税込）となっており、光回線の中では比較的安めの価格設定になっています。といっても最近のネット回線の価格競争は激しいので、あまり大差はないので、安さという面だけを見るとメリットにはなりません。しかし、費用対効果（コスパ）という面でみると、他社を圧倒するサービスになります。
また、上り/下り最大10Gbpsのサービス「NURO 光 G10T」は、圧倒的速度誇っていながら月額基本料金が5,700円（税込）と安価な料金設定になっているので、超高速ネット回線を引きたいと考えている方は、「NURO 光 G10T」の導入を検討すると良いでしょう。
『NURO 光』の良いところ
『NURO 光』の良いところは下記の通りです。
- 爆速
- 速度の割に安い
- Wi-Fiルータとセキュリティソフトが無料で使える
それぞれの良いところについて詳しく紹介します。
とにかく爆速！
『NURO 光』は速度を売りにしているサービスですが、その速度に嘘偽りはありません。私も導入する前までは「言うてベストエフォートの話で、実測は大して速くないんじゃないの？」と思っていましたが、そんなことありませんでした。
論より証拠ということで、2021年3月現在の有線接続時の速度はこの通り、900Mbpsを超えています！
ちなみに無線接続（Wi-Fi）時の速度も400Mbpsを超えています！
一般的に25Mbpsもあれば快適なネット生活を満喫できるわけですが、そんなものを置き去りにするぶっちぎりの速度です！時間帯によっては有線接続で1Gbps（1000Mbps）を超えてきます。
これだけの速度があれば、動画を見ていてもダウンロードでもたついてカクツクといったことは起こりませんし、ギガ単位のファイルをダウンロードする場合も秒単位で終わります。
また、アップロード速度も速いので、クラウドストレージを使っている人は恩恵を受けやすいでしょう。巨大なファイルをクラウドストレージに置いても、あっという間にクラウド上にアップロードされますからね。
契約してから4年以上経ちますが、「速度が低下した」と感じたことは一度も無いので、安定して高速なネット速度を保っています。サービスによっては、最初は速かったけどだんだん遅くなってきた…というケースもありますからね。
「下り最大2Gbpsじゃないの？半分の1Gbps程しか出てないじゃん」と思った方もいるかもしれないので最大速度について簡単に説明をしておきます。
基本的にどんなネット回線でも公称している最大速度は出ません。公称している最大速度は最適な条件で計測した場合の速度（ベストエフォート）を載せているのであって、普通の家庭条件で計測すると、半分どころか公称の10分の1程度の速度になった…なんてことがザラです。
たとえば私は以前『J:COM』の「320Mコース」という回線を契約していたのですが、このサービスはマジで酷かったです。時間帯によっては10分の1どころじゃなかったので…
これは『J:COM』に限ったことではなく、他の会社でも同様の事が起こりえます。逆に言えば公称速度の半分も出ている『NURO 光』は凄すぎると言っても過言ではありません。
ちなみに他の主要なネット回線サービスと平均速度を比較するとこんな感じ。
| サービス名 | 平均ダウンロード速度 | 平均アップロード速度 | 平均Ping値 |
|---|---|---|---|
| NURO 光 | 490.05Mbps | 434.55Mbps | 13.91ms |
| ドコモ光 | 257.96Mbps | 202.53Mbps | 20.44ms |
| ソフトバンク光 | 305.05Mbps | 203.38Mbps | 17.46ms |
| au光 | 398.02Mbps | 334.39Mbps | 17.98ms |
| J:COM光 | 396.53Mbps | 274.23Mbps | 16.61ms |
平均速度を比較してみても『NURO 光』の速さが際立っていますね。
また、平均Ping値も『NURO 光』は優れていることがわかります。Pingが速ければ、ネットゲームなどで遅延やラグが発生しにくくなるため、快適な環境でゲームをすることができます。ゲーマーなら『NURO 光』を選択すると良いでしょう。
Ping（ピン）というのは発信元から受信先に対してメッセージを送信して、応答が返ってくるかを確認するためのソフトウェアになります。基本的にはノード間の疎通確認で使いますが、応答時間の測定も行えるので、ネットワークの応答性を確認する用途で使われています。
速度の割に安い
『NURO 光』の速度は他のネット回線から頭1つ抜けた速さです。しかし、料金はその他の回線と同等、もしくは少し安い設定になっています！
同じだけお金を払うのであれば、少しでも速い方が良いと考えるのが人間の性。そういう点で見ても『NURO 光』はオススメのネット回線と言えます。
| サービス名 | 最大速度 | 月額基本料金（すべて税込） |
|---|---|---|
| NURO光 | 2Gbps | 5,200円 |
| ドコモ光 | 1Gbps | 5,720円 |
| au光 | 1Gbps | 5,720円 |
| ソフトバンク光 | 1Gbps | 5,720円 |
| OCN光 | 1Gbps | 5,610円 |
| BIGLOBE光 | 1Gbps | 5,478円 |
このように競合のネット回線と比較しても、費用対効果に優れていることがわかります。もちろん、スマホの契約と同じにすると割引などがあるので、一概に『NURO 光』が安いとは言えません。しかし、それでも速度のことを考えると、『NURO光』はお得な感じがしますね。
ソフトバンクユーザーならさらに安く
ソフトバンクユーザーであれば『NURO 光』をお得に契約することができます。「セット割」を適用すると毎月のケータイ・スマホ料金が最大1,100円（税込）安くなります。ただし、適用するためには条件があるので注意してください。適用条件は下記通り。
- NURO 光 でんわを利用していること
- ソフトバンクのスマートフォン、3Gケータイ、iPadを利用していること
- NURO 光の契約者名が個人名義であること
- 登録する携帯電話がNURO 光の契約者本人、または家族名義の契約であること
- 携帯電話回線最大10回線までの登録であること（1契約につき）
もし、あなたがソフトバンクユーザーであるならば『NURO 光』が断然おすすめですよ。
Wi-Fiルータとセキュリティソフトが無料
『NURO 光』の回線を家に引くとONUが提供されます。ONUは「Optical Netowork Unit」の略で、光回線を引く場合は必ず必要になる装置です。このONUにはWi-Fi機能が搭載されているので、別途ルータを購入せずとも無線LAN環境を構築することができます。
搭載されているWi-Fiは「IEEE 802.11ac」に対応しており、下り最大1.3Gbpsの速度を出すことができます。つまり『NURO 光』の速度を活かせるものになっているわけですね。
また、実際に使ってみたところ無線の電波強度も問題ありません。私の家は2階建ての鉄骨住宅で、1階から2階への電波が少し届きにくい傾向にあるのですが、1階に置いているONUから2階のMacBookやiPhoneに対しても電波は問題なく届いています。当然速度も落ちることなく、冒頭に掲載した400Mbps超えを維持しています。
さらに『NURO 光』と契約すると、セキュリティソフト『カスペルスキー』を無料で使うことができます。『カスペルスキー』はセキュリティソフトの中では比較的評判が良いので、無料で使えるならありがたいものです。
ただし、セキュリティソフトのサービスは「戸建てプラン」の場合であり、「NURO 光 for マンション」の場合は別途550円（税込）の費用がかかるので注意してくださいね。
『NURO 光』を導入する場合の注意点
良いことばかりのように見える『NURO 光』ですが、もちろん注意点もあります。
- 提供エリアが狭い
- 立ち合いが必要な開通の工事が2回ある
- 開通まで時間が掛かる
それぞれについて詳しく説明します。
提供エリアが狭い
『NURO 光』の提供エリアはどんどん拡大していますが、それでもその範囲はまだまだ小さいです。2021年3月時点の提供エリアは下記の通りです。
| エリア | 都道府県 |
|---|---|
| 北海道エリア | 北海道 |
| 関東エリア | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県 |
| 東海エリア | 愛知県、静岡県、岐阜県、三重県 |
| 関西エリア | 大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県 |
| 九州エリア | 福岡県、佐賀県 |
主要な都市は抑えていますが、全国的にはまだまだといった印象ですね。
ただ、毎月のように提供エリア拡大のお知らせが出ており、提供エリアは着実に広がっています。「いつの間にか自分の家もエリアに入ってた！」なんてこともあるので、ちょっと前に調べて範囲外だったから諦めた方も、もう一度チェックした方が良いですよ。
対象エリアの最新情報をチェックする場合はこちらを参照してください。
立ち合いが必要な開通の工事が2回ある
『NURO 光』を開通するには工事が必要になるのですが、工事は「宅内工事」と「宅外工事」の2回行う必要があります。
- 家の外壁に光キャビネットを取り付け
- 宅内への光ケーブル引き込み
- Wifiルーター（ONU）を宅内に設置
- 電柱から光ケーブル引き込み
- 光キャビネットに接続
両方とも立ち合いが必要なので結構面倒です。ただし、立ち会いは契約者じゃなくてもいいので、家族や友人に代理人を頼むという方法もあります。
また、関東エリアかつ戸建て住宅にお住まいの方限定ではありますが、宅内工事と屋外工事を同日に行ってくれるオプションもあります。（追加料金5,500円が掛かりますが…）
どうしても休みは取れないし、家族や友人が近くにいないという方は、このオプションを使ってみても良いかもしれません。
開通まで時間が掛かる
『NURO 光』が開通するまで、戸建てで1〜2か月程度、集合住宅の場合1〜3か月程度の期間を要します。
私の家の場合は短い方だったのか1か月程度で開通できたのですが、Twitterやネット検索を見てみると、2か月掛かっているパターンも結構あるようです。「急ぎでネット回線引きたいんだよ！」という方にとっては、ちょっと1〜2か月は長いですよね。
ちなみに、私は『NURO光』が開通する1か月の間、ポケットWiFiをレンタルして凌いでいました。普通にネットサーフィンするくらいであればポケットWiFiでも快適にネット生活できましたよ。
まとめ
『NURO 光』は提供エリア内に入っているのであれば、絶対に導入を検討した方が良い最強のネット回線です。工事に少し難がありますが、開通してしまえばこっちのもの。爆速ネットライフが満喫できますよ！
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