エクスプローラからWSL上のファイルにアクセスする方法

2021年12月16日2021年12月23日

WSLを使っていると、たまにですがWindows上のエクスプローラから、WSL上のファイルやディレクトリにアクセスしたいことがあります。たとえば、WSL上のファイルをWindowsのアプリで開きたい時などです。

とても簡単にアクセスできるので、ここで紹介した方法をぜひ覚えておきましょう。

WindowsエクスプローラからWSL上のファイルにアクセスする方法

やり方は非常に簡単です。まずはWindowsのエクスプローラを開きます。「Win」+ 「E」のショートカットキーを使えば簡単にエクスプローラを開けますよ。

エクスプローラを開いたら、パスを入力するところに以下のパスを入力して「Enter」を押します。

\\wsl$

実際に入力して「Enter」を入力すると以下のように表示されるはずです。私の環境はWSLに「Ubuntu-20.04」と「Debian」をインストールしているので、「Debian」と「Ubuntu-20.04」というネットワークフォルダが表示されています。

他のディストリビューション（ディストロ）をインストールしていれば、そのディストリビューションのネットワークフォルダが表示されますよ。

次にファイル・ディレクトリ表示したいディストロのネットワークフォルダをダブルクリックすると、Linuxでお馴染みのディレクトリ階層が見えます。ここの例では「Ubuntu-20.04」を開いてみました。

あとは自由にディレクトリ（フォルダ）を移動して、参照したいファイルやディレクトリの場所を開きましょう。大体は「home」下のユーザーディレクトリに用があるのではないかと思いますが。

WSL上のファイル・ディレクトリにエクスプローラからアクセスできると便利な場合があります。ここで紹介した方法を覚えておいて、いつでもエクスプローラからアクセスできるようにしておきましょう。